バイリンガルを目指して日本語と英語を学習することで、子供の頭の中が混乱してしまい日本語もうまく話せず、英語も全然使い物にならないセミリンガルになってしまう。ということがまことしやかにささやかれています。
結論から先に言います。
きっちり日本語をメインに覚えていれば、幼児期に日本語と英語を覚えさせても混乱は起きません |
じゃんじゃん英語学習をして、バイリンガルに育てましょう。
世界には多言語国家がたくさんあり数か国語を話すことが当たりまえの国がたくさんある
①シンガポール
公用語は英語、マレー語、華語(標準中国語、マンダリン)、タミル語(インド系に母語とする者が多い)である
Wikipediaより引用
②インド
連邦政府の公的共通語として、ヒンディー語と英語の二つの言語の使用を規定している。
Wikipediaより引用
③レバノン
公用語はアラビア語で、話し言葉(アーンミーヤ)はレバノン方言である。人口の約95パーセントがアラブ人でアラビア語を話す。フランス統治時代に広まったフランス語は教育やメディア、ビジネス等で日常的に使用され、準公用語的な地位を占めており、フランス語圏に分類される。他にアルメニア語、ギリシャ語、クルド語、アラム語なども話されている。また、英語を流暢に話す国民も多い[29]。
Wikipediaより引用
多言語国家で、言語が混ざって頭が混乱してたら、生きていけません。
日本においてもメインの日本語をしっかり学べはおそれることはありません。バイリンガルを目指して、英語もしっかり覚えてもらいましょう。
バイリンガルの頭の中はどうなっているの?
小さいうちにバイリンガルになればそれぞれ独立した言語回路を構築します。入り混じって混乱することはあり得ない。
つまり英語は英語で理解して、日本語は日本語で理解しいちいち頭の中でどちらかに翻訳するということはありません。
日本語もいろいろな形態があり自然と使い分けています。
日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字があります。ネイティブの我々は自然と使い分けをしています。たまに漢字が出てこなかったりすることはあるものの、いちいち漢字を一旦ひらがなやカタカナに変換して読むことは絶対にしません。
そうは言っても、バイリンガルの子供は日本語と英語が混ざる場合もある
バイリンガルの子供は日本語と英語の2つの言語を切り替えながらコミュニケーションをとろうとする時、どうしても混ざってしまう時があります。バイリンガル特有の現象である意味高度な言語能力であると言えます。
バイリンガルは基本的に日本語で話すときは日本語で考え、英語で話すときは、英語で考える。
バイリンガルは日本語にもこだわりを持ち、英語も話せます。どちらか一方がメインで話す場合が多いです。それでもいちいちどちらかの言語に置き換えて話したりはしません。
日本語で話すときは日本語で考え、英語で話すときは、英語で考えます。
日本で普通に日本語の生活をしていれば日本語の習得が遅れることはありえない
日本で日本語を母国語としている親に育てられていいて、日本語を使った生活をしていれば、バイリンガルに育てることで日本語の成長が止まったり、両方が中途半端になることはありません。
ただし、言葉を理解しているけど言葉を発するのが遅い子供もいます。あせらず英語の学習もしっかり行いましょう。
日本語の勉強はしない。日本語を使って何かを学ぶという普通の日常を送ましょう。
ネイティブでない親が変な発音の英語だけで日常を過ごさせようとするから英語も日本語もマスターできないのです。日本で生活するうえでメインは日本語です。しっかり日本語を活用した生活をしましょう。
英語習得には英語を使って何かを学ぶということが大事です
日本語同様に英語を使って何かを学ぶことが大事です。必要があれば子供は英語を覚えます。英語を使って音楽を学んだり、英語の絵本を使って愛や情緒を学んだりいろんな人や動物がいることなどを英語の文章から、学ぶことからはじめればよいでしょう。
日本語も英語もしっかり覚えてもらい、国際社会で活躍する日本人が一人でも増えればいいですね。あなたのお子さんもそうなりますよ。きっと。
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